竹峰義和(TAKEMINE Yoshikazu)

フランクフルト学派の思想家(とりわけTh. W. アドルノとA. クルーゲ)の映像メディアをめぐる理論と実践について考察する作業を軸に、近現代のドイツ思想を研究しています。くわえて、最近では、ヴァイマル時代を中心にしたドイツ映画や、映画亡命というテーマにも取り組んでいます。

 

主要業績

【著書】『〈救済〉のメーディウム――ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ』(東京大学出版会、2016)

【著書】『アドルノ、複製技術へのまなざし――〈知覚〉のアクチュアリティ』(青弓社、2007)

【共編著】『陶酔とテクノロジーの美学』(鍛治哲郎と共編、青弓社、2014)

【論文】「対抗毒としてのイメージ―アレクサンダー・クルーゲのメディア実践をめぐって」『ドイツ研究』53号(2019)、80-89頁

【論文】「サンチョ・パンサの歩き方――ベンヤミンの叙事演劇論における自己反省的モティーフ」『思想』 1131号(2018)、 132-148頁

【論文】「イメージから抵抗へ――アドルノ美学とストローブ=ユイレ」、渋谷哲也編『ストローブ=ユイレ――シネマの絶対に向けて』(森話社、2018)、219-238頁

【論文】「犯行現場としての心――G・W・パプスト『心の不思議』をめぐって」真野倫平編『近代科学と芸術創造 19〜20世紀のヨーロッパにおける科学と文学の関係』(行路社、2015)、231-258頁

【論文】“Dialektik der Gastfreundschaft: Zur Theodor W. Adornos Deutung der Odysseus-Figur“, in: Kanichiro Omiya (Hg.), Figuren des Transgressiven: das Ende und der Gast, Indicium, 2009, S. 156-167

【翻訳】ヴィンフリート・メニングハウス『生のなかば――ヘルダーリン詩学にまつわる試論』(月曜社、2018)

【翻訳】テオドール・W・アドルノ『模範像なしに――美学小論集』(みすず書房、2017)