シンポジウム「経済哲学とは何か?」

下記の要領にてシンポジウムを開催いたします。時期が迫っての告知となりますが、多くの方にお運びを頂けることを願っております。PDF

シンポジウム「経済哲学とは何か?」

経済学ではなく経済思想史なのでもなく、あくまでも経済哲学——それはいったい何をおこない、何をめざす企てであるのか。創刊20周年を迎えるとともに、最新号で「日本の経済哲学」を特集した国際学術誌『経済哲学雑誌』の編集主幹ジル・カンパニョーロ氏(フランス国立科学研究センター)による基調講演を踏まえ、高田保馬と塩野谷祐一という知的巨人ふたりの軌跡にありうべきその変奏を探る、緊張と喜悦に満ちた知的饗宴。

基調講演
Gilles Campagnolo(フランス国立科学研究センター)
「経済哲学とは何か?」

変奏 1
北島 滋(旭川大学短期大学部)/横田宏樹(静岡大学)
「高田保馬社会学・経済学理論の思想的下部構造 現代思想潮流との関連で」

変奏 2
後藤玲子(一橋大学)
「大河ロマンとしての経済学 塩野谷祐一の大いなるチャレンジ」

変奏 3
西沢 保(帝京大学/一橋大学名誉教授)
「後年における塩野谷経済思想の展開」

司会
森元庸介(東京大学)

2019年12月21日(土)14時–17時
東京大学教養学部(駒場キャンパス)
1号館166教室
日本語/フランス語(通訳あり)
予約不要・入場無料

主催:科学研究費基盤研究(B)世界文化〈資本〉空間の史的編成をめぐる総合的研究:アフリカ・カリブの文学を中心に(研究代表者:星埜守之)/科学研究費基盤研究(B)「予見(prevision)」をコア概念とした統合的思想史の構築(研究代表者:田中純)