専門分野:思想史・視覚文化論
研究内容:
建築や都市の表象を論じながら、関心はつねにイメージと観念の形態学にあった。現在のおもな研究テーマは、(1) アビ・ヴァールブルクの図像アトラス「ムネモシュネ」解読、(2) 生命形態学のイメージ論(エルンスト・ヘッケル、三木成夫)、(3) 都市の詩学(都市テクスト論、都市の民俗地理)、(4) 20世紀の神話学や民族学、民俗学、人類学における結社論の系譜(オットー・ヘフラー、岡正雄)である。
主要業績:
- 『政治の美学』(東京大学出版会 08)
- 『都市の詩学』(東京大学出版会 07)
- 『死者たちの都市へ』(青土社 04)
- 『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』(青土社 01)
- 「都市表象分析」(「10+1」連載、INAX 出版、00〜08)
- 『都市表象分析 I 』(INAX出版 00)
- 『ミース・ファン・デル・ローエの戦場』 (彰国社 00)
- 『磯崎新の革命遊戯』(編著、TOTO出版 96)
- 『残像のなかの建築』(未來社 95)