書評による対論 「大学院・表象文化論演習」成果の公開

書評による対論──「大学院・表象文化論演習」成果の公開

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2018年度Aセメスター大学院・表象文化論演習(担当:田中純)の最終成果としての書評を公開します。

この演習は「表象文化論の最前線──pro et contra(「駒場コロシアム」再び)」と銘打ち、表象文化論に関わる最新の論考・著作を毎回取り上げ、擁護者(pro)と批判者(contra)に分かれた議論を通じて、その内容の徹底した吟味を行ない、攻撃と弁護という役割を演じることにより、学術的議論の仕方を学ぶことを目的としました。

ここに公開するのは、演習における討議を経て、参加者がニュートラルな立場から書き上げた書評です。これらの書評については、参加者全員による相互批評を通じてブラッシュアップを図りました。

取り上げた書籍と評者は次の通りです。PDFをダウンロードしてお読みください。

【書評対象書籍と評者】
レフ・マノヴィッチほか『インスタグラムと現代視覚文化論──レフ・マノヴィッチのカルチュラル・アナリティックスをめぐって』
・一之瀬 ちひろ PDF
・説田 礼子 PDF

竹峰義和『〈救済〉のメーディウム──ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ』
・相馬 巧 PDF
・西脇 智也 PDF

ダニエル・ヘラー=ローゼン『エコラリアス──言語の忘却について』
・伊藤 靖浩 PDF
・楊 光耀 PDF

ボリス・グロイス『アート・パワー』
・木下 紗耶子 PDF
・平居 香子 PDF

カンタン・メイヤスー『有限性の後で──偶然性の必然性についての試論』
・伊藤 靖浩 PDF
・西脇 智也 PDF

福尾匠『眼がスクリーンになるとき──ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』
・相馬 巧 PDF
・高部 遼 PDF

金子遊『映像の境域』
・高部 遼 PDF
・平居 香子 PDF

ティム・インゴルド『ライフ・オブ・ラインズ──線の生態人類学』
・説田 礼子 PDF
・楊 光耀 PDF

岡﨑乾二郎『抽象の力──近代芸術の解析』
・一之瀬 ちひろ PDF
・木下 紗耶子 PDF

以上、9冊、書評18本、演習参加者9名。